ロト7の当せん金額は、理論値で1等4億円、2等約1,000万円、3等100万円、4等12,500円、5等2,000円、6等1,000円となっているが、2等だけに”約”が付いているのが不思議だった。仕方なく、みずほ銀行宝くじ部へ問い合わせたところ、2等は正確には10,000,200円になるとか。200円と少額な金額が付くため”約”1,000万円としているという。
数字選択式宝くじの場合、当せん金の原資は予め各等級ごとに配分しておき、その等級の中で当せん口数により割られるから、当然100円未満の端数が出る。実際に支払われる場合、その100円未満は切り捨てることになっているのだが、ロト7は切り捨ての金額がロト6に比べ半端ではないのだ。
ロト6の理論値 |
ロト7の理論値 |
|||
配分率% |
切捨て金×口数 |
配分率% |
切捨て金×口数 |
|
1等 |
25.428 |
57×1 |
28.780 |
0×1※ |
2等 |
22.885 |
87×6 |
10.073 |
49×14 |
3等 |
27.462 |
12×216 |
14.102 |
10×196 |
4等 |
24.225 |
36×9,990 |
8.273 |
87×9,135 |
5等 |
原則固定 |
なし |
20.448 |
0×142,100 |
6等 |
‐ |
18.324 |
50×242,550 |
|
合計 |
100.000 |
362,811円 |
100.000 |
12,940,551円 |
※ロト7の1等は4億円で、計算では上限を超える9,973円が出るが、この金額は次回へのキャリーオーバーとして還元される。 |
ロト6の理論販売額は1,219,290,800円、ロト7は3,088,641,600円とした。共に売り上げの45%を賞金としているが、上表の切捨て金を差し引くと、ロト6で44.970%、ロト7で44.581%と目減りする。それにしてもロト7の1,300万円の切捨てはデカいな。この端数はいったい何処へ行っちゃうんだろ?
さて、連続キャリー無しが20回も続いているロト6。今回のセット球はようやく本命のEセットが選択された。新球(第2)では8回使用され「20」「24」「26」「34」が3回出現している。前回のEセット出目は「05」「13」「14」「26」「37」「38」ボ「28」で、2組の連続数字があるにもかかわらず、1等は6口も出ていた。
1個目は「35」・緑
前回から連発。Eセットでは2回目の摘出だった。
2個目は「24」・紫
10回ぶりの出現。セットでは4回目で単独トップに。
3個目は「19」・黄
11回ぶりとややご無沙汰。セットで2回目の摘出。
4個目は「20」・べ
8回ぶり。「19」と連続した。セット4回目でこれもトップに。
5個目は「23」・紺
2回ぶり。今度は「24」と連続。セットでは初摘出だった。
6個目は「08」・青
これも2回ぶり。セットでは3回目の摘出。
ボーナスは「05」・黄
本数字3回待ち。セットでは本・本・ボと3連発した。
気象条件は「中気温」「高湿度」「中気圧」の条件になった。この条件に完全合致したのは「08」「24」、2条件での合致が「20」とボーナス「05」。「08」は高湿度で単独トップ、中気圧ではブッチギリのトップ。「20」は中気温で単独トップに躍り出た。また、今回の本数字すべてが中気温で出やすい数字だった。
出目全般では、「35」が前回から連発し、「19」「20」と「23」「24」が2組の連続数字で、全体的にはバランス出目になった。この出目に4個一致した過去出目は4回もあり、直近は第600回で、この時の1等は「該当なし」になっていた。
結果は1等が5口も出る羽目になり、もう散々という状況。前回のEセットでも2組の連続数字で1等6口。さらに第713回時のEセットでも「19」「20」「21」と「24」「25」「26」という3連続数字2組で1等が8口も出ていたことから、どうも連続数字を選ぶ買い方が多いという事なのだろうか?これでキャリー無しは連続21回目だ。「キャリーを期待するならロト7」という流れが出来ちゃってるね!