ロト6

抽選結果

ロト6

レビュー

 常時キャリーしているtotoBIGは6億円が当たり前となっているが、BIGの最高賞金をキャリー時で15億円に引き上げようとする法改正が着々と進んでいる。超党派の国会議員によるスポーツ議員連盟が準備しているもので、秋の臨時国会に議員立法を提出し、2014年からの実施を目指すという。

 宝くじは今春の法改正で1等上限が従来の2.5倍になったが、当然これを意識したものだ。ただし法改正したからといって、いきなりMAXの7億5千万円にはもっていかないだろうが、宝くじのジャンボやロト6、今後発売されるロト7の動向を見ながら金額アップを図っていくのは必至だ。

 改正案ではオフシーズンの穴埋めのために海外の試合も含めることを検討していて、現在のところ英プレミアリーグが有力候補とか。実現されれば1年を通してクジが買えることになりそうだ。

 1口300円で通常7億5千万円のキャリー時で15億円か。デカいなぁ。対する宝くじ側は、法改正後にジャンボの賞金アップはしているものの、ロト6なんて現行通りで売り上げは低迷してるし、ロト7計画はあれからどうなってんだろう?情報が全く入らないしね。

 さて、当たっても2億円すら夢?のロト6。セット球はようやく本命のEセットが選択された。新球(第2)では4回使用され「34」が3回出現している。前回のEセット出目は「09」「12」「16」「33」「34」「35」ボ「01」で、「33」「34」「35」で3連続数字となり、その内の「34」が連発中だ。

1個目は「20」・べ
 3回ぶりの出現。Eセットでは初摘出。
2個目は「24」・紫
 前回から連発。新球(第2)では今までの低迷を覆す出方だ。
3個目は「22」・青
 8回ぶり。これもEセットでは初摘出。ここまで20番台3個。
4個目は「32」・赤
 2回ぶり。「24」同様、新球(第1)で低迷してたのにね。
5個目は・・・ここでパレットのスイッチが入らずしばらく停止・・・
 ・・・やっと回って「36」・青
 5回ぶり。なんで止まったの?夢ロトくんの故障か?
6個目は・・・やや遅れて「39」・赤
 これも5回ぶり。やはりスイッチが入り辛いか?この後、ボーナスパレットにボールを落下されるときも時間がかかった。
ボーナスは「29」・青
 本数字2回待ち。Eセットでは本数字で1回出現している。

 気象条件は「高気温」「高湿度」「中気圧」の条件に。この条件で出る側で合致したのは「24」「32」。反対に出にくいのが「20」「22」だった。「20」は中気圧で出やすい条件になった。

 出目全般では、前回のバランス出目とは打って変わって20・30番台のみ3個ずつの出目。「20」「22」「24」が飛び飛び。Eセットとしては前回同セットの3連続「33」「34」「35」からプラマイ1数字が出現。また、この出目に4個一致した過去出目は遠い昔、第79回に1回だけあった。

 この出目にして久々の1等「該当なし」。20・30番台にまとまってしまったせいか各等共に当せん口数が少なかった。これにより1億9千万円台のビックキャリーが発生。売り上げも前回比1億5千万円以上アップで何とか安堵した。

 年間800億円近く売り上げるtotoだが、その大半はBIGが占めている。クイックピック方式しかないBIGは宝くじそのものであり、宝くじ側からしてみればパイが奪われているも同然。ならばと、文科相に就任した田中真紀子氏は、自民党時代にスポーツ振興くじに反対した経緯があるではないか。ここはチョッと反対してもらって...と、いや、解散が先か?