ロト6

抽選結果

ロト6

レビュー

 昨年の「宝くじに関する世論調査報告書」によると、最近1年間に1回以上宝くじを購入した人を「宝くじ人口」といい、全国で約5,787万人いるそうだ。その内で年1回〜月1回未満の購入者、つまり「ジャンボしか買わないよ」という人が4千万人以上も占めている。残りの約1,400万人が月1回以上購入する「宝くじファン」であり、ロト6をはじめ数字選択式の購入者はほぼこれに該当する。

 ロト6の売り上げは06年をピークに年々減り続けてきた。これは購入者が減少したのではなく、購入者1人当たりの平均購入金額が減少したためだ。そこで、ロト6の売上増進策として4月から導入されたのが「週2回抽せん」だった。

 週2回化したことで年平均52回だった抽せんが今年は既に81回開催された。1回の売上げは半減したものの、週にしてみれば以前より売上げはアップ。現時点でも昨年の売上げを上回っている。

 今年もあと10回となったロト6。週2回以降の平均売上げで推移するなら、売上げは2,600億円程になり、ピーク時の06年に指摘するまでに。売上げの面でいえば成功したことになろだろうか。それもこれも「宝くじファン」の下支えがあったからこそ。主催者にはファンをもっと大事にしてもらいたいものだね。

 さて、今回のロト6。セット球は対抗で予想したAセットが選択された。新球では「33」が最も出ていて「12」「38」が低迷中。前回のAセット出目は「08」「13」「15」「18」「24」「41」ボ「27」で1等は1口。「08」「13」「18」の3個が同セットで連発している。

1個目は「10」・べ
 13回ぶりでも今年一番出ている数字。Aセットでは出にくい。
2個目は「34」・紺
 15回ぶり。2個とも久しぶりな数字が出た。これは出やすい。
3個目は「14」・紫
 19回ぶり。なんと3個とも久しぶり。これもAセットで出やすい。
4個目は「12」・青
 ご無沙汰が続けば今度は連発数字。最下位脱出で「38」とはお別れ。
5個目は「24」・べ
 2回ぶり。全体で最低迷数字でもAセットで連発した。
6個目は「39」・緑
 2回ぶり。Aセットでは10回目の出現で出やすい数字だった。
ボーナスは「16」・黄
 本数字3回待ち。ボーナスとしては15回目の摘出。

 気象条件は「中気温」「中湿度」「高気圧」の条件に。この条件に出る側で合致したのは「39」、自己対比で「24」。

 出目全般では、「10」「14」「34」の前半3個が10回以上出ていなかったご無沙汰出目で、「12」「24」「39」の後半3個が連発又は最近の出目ときれいに分かれた。この出目に4個一致した過去出目は第564回にあり、この時のボーナスも「16」だった。この結果1等は2口。1口あたり僅かに1億円割れした。

 ロト6ファンが1回に購入する額は1,000円5口が約半数を占める。次が2,000円の17.4%だ。継続買いではこれを毎回買うことになろう。売上げアップも結構だが、なんだかロト6ファンだけが出費を強いられているような・・・