ロト6

抽選結果

ロト6

レビュー

 ジャンボ宝くじの発売ともなれば「西銀座チャンスセンター」の行列には「億の細道へようこそ」の旗が掲げられたりする。もちろん芭蕉の「奥の細道」をもじったもであり、億単位の賞金への近道として誘ったものだが、これがブラジルになると、実際に地下500メートルに渡って、その「億の細道」がせっせと掘られていたのだった。

 その先にあるのは銀行の地下。金庫には現金約10億レアル(約358億円)があるというから、たとえ暗く息苦しい細道だろうが何のその、必死で掘り進んだんだろうねぇ。ただ警察は2か月前から犯行の計画を察知しており、最終的には銀行強盗の寸前で窃盗団16人が逮捕されてしまったが、人間のお金に対する欲望・執念が垣間見られたニュースだった。

 日本で合法的に「億の細道」への最短距離といえば、間違いなく「ロト6」なんだけど。さて、キャリーのない通常回、今回のセット球は予想対抗のBセットが選択された。新球(第2)では51回使用され「04」が12回出てトップ、「09」「17」が2回しか出ていない。前回のBセット出目は「11」「19」「20」「26」「32」「33」ボ「22」。この時は5億円超のキャリーがあり、1等は3口も出ていた。

1個目は「21」・赤
 11回ぶりのご無沙汰。セットでは8回目。
2個目は「06」・紫
 5回ぶりの出現。セットでは7回目。
3個目は「15」・黄
 13回ぶりのご無沙汰。セット4回目。
4個目は「09」・べ
 これも13回ぶり。セット3回目と低迷。
5個目は「42」・赤
 3回ぶり。セット7回目。
6個目は「03」・緑
 2回ぶり。セットでは12回目でトップタイに。今回は30番台が出なかったか。
ボーナスは「07」・赤
 本数字19回待ちと出ていない。

 気象条件は「中気温」「中湿度」「高気圧」の条件に。この条件に合致したのは「42」のみで、高気圧では他を圧倒して出ている。ほか今回出て合致したのが、中気温で合うようになった「21」がある。

 出目全般では、1桁3個は第1203回以来で12回ぶり、前回3個出た30番台は今回1個も出ず。出目は「21」までが小さく「42」だけが離れた数字。4回続けて連続数字なし。また、この出目に5個一致した過去出目が1年前の第1119回にあり、「03」「06」「15」「21」「42」「43」の出目で1等は3口も出ていた。さらに4個一致も1年前に立て続けて3回あった。

 このところ通常回でも14億円台をキープしてたが、とうとう13億円台まで落ちてしまった。今回は「03」「06」「09」の2つ置き数字が選びやすかったか、あるいは「09」「15」「21」のご無沙汰を待っていたのか、この結果1等は2口出て賞金1億636万7500円にて終了。3等・4等も普段より多く出て、賞金はともに歴代ワースト6位の低さとなってしまった。