4月から発売となったロト7。始まってからまだ日は浅く、他のくじへの影響を結論付けるのは時期尚早かもしれないが、現時点でモロに影響を受けているのは、どうやらロト6だけのようである。
ミニロトは4月に入ってから販売額を4千万円程下げ、約5億5千万円で推移しているが、減額分がロト7へと流れたかは不明だ。サッカーくじのBIGは、4月の第615回が15億8千万円であり、3月最後の試合から若干下げたものの、この程度の変動はいつも起こっているし、販売額も平均的であった。
共にキャリーオーバーが魅力であり、且つ同じロトくじというカテゴリーからか、ロト7の発売直後からロト6の販売額は大幅に減少した。前回のロト6の売り上げは18億9千万円となり、今年の1月から3月までの平均約23億9千万円からすると5億円も減ったことになる。
だたし、最近のロト6は23回もキャリーしないというブランクにあったため、本来のキャリーが魅力であるロト6が敬遠された感は否めない。週2回抽せん以降の平均販売額は25億円もあったのだ。
ロト7に移行して売り上げが減少した分、ロト6はキャリーしやすくなっているはずだ。今後キャリーが頻発すればロト7発売前とはいかないまでも、せめて20億円以上の売り上げがあってほしいものだ。
さて、今回のセット球は対抗予想のJセットが選択された。新球(第2)では9回使用され「12」「24」「31」「39」「41」が3回出現している。前回のJセット出目は「02」「12」「13」「14」「22」「35」ボ「04」で、1等は5口も出ていた。
1個目は「25」・紫
20回ぶりとけっこうなご無沙汰。セットでは2回目の摘出。
2個目は「21」・緑
13回ぶりとこれもご無沙汰。セットでは3回目の摘出。
3個目は「31」・赤
5回ぶり。セットでは4回目で単独トップになった。
4個目は「13」・青
なんと3連発。セットでも前回出目から連発。セット3回目。
5個目は「38」・赤
12回ぶりとややご無沙汰。セットでは3回目。
6個目は「16」・黄
前回から連発。セットでは2回目の摘出。
ボーナスは「43」・べ
本数字10回待ち。セットでは本数字で1回出現している。
日中でも気温が上がらず肌寒い感じで、気象条件は「低気温」「中湿度」「中気圧」の条件に。この条件に完全合致したのは「13」「38」。特に「38」は低気温でトップに立った。この条件で最も出ていなかったのはボーナスの「43」だが、新球(第2)になってから全体で5回しか出ていないので致し方ない。
出目全般では、1桁が出ず10・20・30番台が2個ずつのバランス出目になった。「13」が3連発、「16」が連発する一方で「21」「25」「38」がご無沙汰出目。また、この出目に4個一致した過去出目はなかった。
キャリーでの売り上げアップも23億円止まり。これじゃロト7発売前の通常時の販売額ね。結果は1等2口出て合わせても3億4千万円と、到底4億には及ばない賞金。この調子だと永久に4億円は無理だね。「4億円のチャンス!」だなんて絵に描いた餅にしかならないのだ。そのうち誇大広告として訴えられる?かもよ。