宣伝効果もあってか幸先の良いスタートを切ったロト7。第1回の販売額は22億円近くまで達し、4月以降のロト6通常時の販売額を優に上回った。
これは第1回だから記念に買っておこう、というファンも多かったのではないか。そして第1回は1等が1口出て賞金は3億円。当せんを出した売り場は宮崎県の串間市西方というから、鹿児島県との県境あたりで買った誰かに当たったわけだ。
ロト6もそうであるように、ロト7もキャリーしてナンボの世界だ。目指すは8億円であり、totoBIGのように何十億とキャリーが積み上がれば、毎回8億円のチャンスが到来する。だから最初のうちは様子見が一番だ。買ったとしても1口とかね。でも買っちゃうかな?
さて、第2回目のロト7。会場のドリーム館には第1回抽せん程ではないものの多くのファンが詰めかけた。ああ、最近のミニロトやロト6には無い光景で羨ましい限りだ。今回選択されたセット球はEセットだった。ロト6のEセットでは「20」「24」がよく出ているが、ロト7のセットではどんな出目が出るのか?
1個目は「33」・黄
いきなり30番台。ロト7では30番台が7個しかないので出にくいはずだが...
2個目は「24」・紫
ロト6のEセットでよく出る数字。ただ「24」はロト6においては最も出ていない数字である。
3個目は「31」・紫
また30番台。今回は大き目の数字が多いね。
4個目は「29」・青
2個目の20番台。うんうん、ここまでは全て初摘出数字だ。
5個目は「35」・緑
おお、30番台が3個も。こりゃ1等「該当なし」間違いなし。
6個目は「20」・べ
3個目の20番台。おいおい、1桁・10番台が出ないよー
7個目は「34」・べ
第1回から連発。なんと30番台4個も出た。しかも「33」「34」「35」と3連続数字に!
ボーナス1個目は「32」・赤
ボーナスまで30番台?これも入れると4連続数字になった。
ボーナス2個目は「12」・黄
いまさら10番台ですかぁ、もう遅いっつーのっ!
今回の出目は最低数字が「20」からと大きな出目に偏った。しかもボーナスを含め30番台が4個も出る始末。30番台は7個しかないんだよ。売り上げは前回比3億4千万円減の18億円台。前々回の通常時ロト6並みの売り上げだった。
この結果、当然の如く1等は「該当なし」になり、ロト7初のキャリーオーバーが発生。本来なら1等の配分が販売額の45%×28.780%なので、キャリー額は2億3973万780円60銭である。しかし、ロト7の場合は各等級の100円未満切捨て分がすべて1等賞金として加算されるので、切捨て金合計の777万5819円40銭が加算され、表記のとおり2億4750万6600円がキャリーオーバーとして計上された。
この変則出目で各等級も軒並み少数口になり、2等から6等までが理論当せん金を大幅に上回った。特に2等は理論当せん金1千万円の約3倍の賞金となって、これだけあれば住宅購入補助としても十分という金額であるから、ある意味ラッキーと言える。
さあ、次回は初のキャリーで8億円...いやいや、次回1口でも8億円はムリかも。じゃ、いつ買うの?『今でしょー!』とは言えず、『もうチョット後でしょー!』かな...