全部で609万6454通りあるロト6の出目。仮に同じ組み合わせが一つもないとすると、売り上げが12億1929万800円に達した時点で、その内の何れかが必ず1等に的中していることになる。
週2回抽せんやロト7発売等によって、ロト6の1回の販売額は年々減少しているが、それでも通常時で16億円前後を売り上げている。もし、この中の最低12億円分の出目がすべて違った組み合わせであれば、必ず1等は出てしまうのだ。
12億円以上の売り上げがありながら、たまに1等「該当なし」になる時がある。それは相当数の買い目がダブっており、たまたま1等の出目に一致する買い目が無かった時だ。特に変則的な出目になった時になりやすく、逆を言えば、それだけ平凡的な選び方をしているのが多い、という証拠でもある。
ただ、平凡的とか変則的とかの表現は、あくまで人間として見た感覚であり、夢ロトくんが摘出する出目に平凡だの変則だのは関係ない。人にとっては”とんでもない出目”でも、確率609万分の1に何ら変わりはないのだ。
数字選択式宝くじの痛いところは、賞金総額を当せん口数で分け合う仕組みであるということ。従って、賞金を独り占めしたければ、とにかく人が選びそうもない出目にしておくことが肝心。
さて、たまたま1等に一致する買い目が無かったのが2回続いて起こり、2億9千万円まで積み上がったキャリーオーバー。もし今回1等が1口のみなら、正真正銘の”4億円のチャンス”だ。滅多に来ないから、こういう時こそ”とんでもない出目”で独り占めしたい。
セット球は本命予想のEセットが選択された。新球(第2)では17回使用され「20」「24」が5回出現している。前回のEセット出目は「05」「17」「34」「37」「39」「42」ボ「28」で、変則的な出目に映ったか1等「該当なし」だった。
1個目は「06」・べ
15回ぶりとご無沙汰。セットでは4回目の摘出。
2個目は「39」・赤
11回ぶりのご無沙汰。前回出たのが同セットだったが、セット5回目でトップタイに。
3個目は「13」・べ
3回ぶり。セットでは2回目の摘出。
4個目は「35」・緑
前回から連発。セットでは5回目でこれもトップに。
5個目は「15」・青
22回ぶりともっとご無沙汰。セットでは3回目だ。
6個目は「07」・緑
5回ぶり。セットでは2回目。「06」と連続した。
ボーナスは「33」・黄
本数字2回待ち。セットでは2回出ている。
気象条件は、雨で「低気温」「高湿度」「低気圧」の条件に。この条件に出る側で合致したのは「13」とボーナス「33」。今回の出現で出る側になったのが「06」「39」だった。残念ながら雨の「27」は今回も出ず。
出目全般では、1桁・10・30番台で2個ずつの出目で、20・40番台が出なかったがバランス出目に映る。連発1個、連続1組、10回以上のご無沙汰が3個。また、この出目に4個一致した過去出目はなかったが、最近では4個一致する方が多くなっている中では珍しい。
2連続の1等「該当なし」で、売り上げは前回比1億9千万円増の21億円台。雨でなかったらもっと伸びていたであろう。この結果、1等は2口出て賞金は2億3千万円。もし1口なら4億円ゲットにお釣りが再キャリーしていた。
あともう少し”変則的”になっていたら1等1口だったかな?いやいや、もっと変則的になって3連続の「該当なし」の方が良かったかな?変則的ね~、例えば「38」「39」「40」「41」「42」「43」とか。こんな6連続数字だって出る確率は他と同じ。問題は”何時出るか”だけだ。