ロト6 第848回

 全部で609万6454通りあるロト6の出目。仮に同じ組み合わせが一つもないとすると、売り上げが12億1929万800円に達した時点で、その内の何れかが必ず1等に的中していることになる。

 週2回抽せんやロト7発売等によって、ロト6の1回の販売額は年々減少しているが、それでも通常時で16億円前後を売り上げている。もし、この中の最低12億円分の出目がすべて違った組み合わせであれば、必ず1等は出てしまうのだ。

 12億円以上の売り上げがありながら、たまに1等「該当なし」になる時がある。それは相当数の買い目がダブっており、たまたま1等の出目に一致する買い目が無かった時だ。特に変則的な出目になった時になりやすく、逆を言えば、それだけ平凡的な選び方をしているのが多い、という証拠でもある。

 ただ、平凡的とか変則的とかの表現は、あくまで人間として見た感覚であり、夢ロトくんが摘出する出目に平凡だの変則だのは関係ない。人にとっては”とんでもない出目”でも、確率609万分の1に何ら変わりはないのだ。

 数字選択式宝くじの痛いところは、賞金総額を当せん口数で分け合う仕組みであるということ。従って、賞金を独り占めしたければ、とにかく人が選びそうもない出目にしておくことが肝心。

 さて、たまたま1等に一致する買い目が無かったのが2回続いて起こり、2億9千万円まで積み上がったキャリーオーバー。もし今回1等が1口のみなら、正真正銘の”4億円のチャンス”だ。滅多に来ないから、こういう時こそ”とんでもない出目”で独り占めしたい。

 セット球は本命予想のEセットが選択された。新球(第2)では17回使用され「20」「24」が5回出現している。前回のEセット出目は「05」「17」「34」「37」「39」「42」ボ「28」で、変則的な出目に映ったか1等「該当なし」だった。

1個目は「06」・べ
 15回ぶりとご無沙汰。セットでは4回目の摘出。
2個目は「39」・赤
 11回ぶりのご無沙汰。前回出たのが同セットだったが、セット5回目でトップタイに。
3個目は「13」・べ
 3回ぶり。セットでは2回目の摘出。
4個目は「35」・緑
 前回から連発。セットでは5回目でこれもトップに。
5個目は「15」・青
 22回ぶりともっとご無沙汰。セットでは3回目だ。
6個目は「07」・緑
 5回ぶり。セットでは2回目。「06」と連続した。
ボーナスは「33」・黄
 本数字2回待ち。セットでは2回出ている。

 気象条件は、雨で「低気温」「高湿度」「低気圧」の条件に。この条件に出る側で合致したのは「13」とボーナス「33」。今回の出現で出る側になったのが「06」「39」だった。残念ながら雨の「27」は今回も出ず。

 出目全般では、1桁・10・30番台で2個ずつの出目で、20・40番台が出なかったがバランス出目に映る。連発1個、連続1組、10回以上のご無沙汰が3個。また、この出目に4個一致した過去出目はなかったが、最近では4個一致する方が多くなっている中では珍しい。

 2連続の1等「該当なし」で、売り上げは前回比1億9千万円増の21億円台。雨でなかったらもっと伸びていたであろう。この結果、1等は2口出て賞金は2億3千万円。もし1口なら4億円ゲットにお釣りが再キャリーしていた。

 あともう少し”変則的”になっていたら1等1口だったかな?いやいや、もっと変則的になって3連続の「該当なし」の方が良かったかな?変則的ね~、例えば「38」「39」「40」「41」「42」「43」とか。こんな6連続数字だって出る確率は他と同じ。問題は”何時出るか”だけだ。

ロト6 第847回

 ロト6でキャリーオーバーすると、決まって”4億円のチャンス到来”なんて謳い文句になる。まあ、可能性はゼロではないから、そのような宣伝になるのは致し方ないのだが。

 ロト6が週1回抽せんであった頃は、確かに”4億円ゲット”なんてのも珍しくはなかった。ただ、3年前から週2回抽せんが始まり、さらには昨年からのロト7発売と、年々売り上げが低下してしまっている中では、1回キャリーしたぐらいでは絶対に上限の4億円に達することはない。

 現状で4億円のチャンスが訪れるのは、2回連続して1等「該当なし」になった時のみだ。滅多には訪れないが、週2回抽せんとロト7発売による売り上げ減で、週1回抽せんの時よりは起こりやすくなっている。

 週1回抽せんだった533回中に、2回連続で「該当なし」だったのは僅か2回しかないが、それが週2回抽せん以降の313回中では8回も起こっているのだ。平均すると39回に1回だ。前回起こったのは第794回時だから、あれから53回も経っている。さあ今回、本物の”4億円のチャンス”を迎える時が遂に来た。

 今回のセット球は本命予想のIセットが選ばれた。新球(第2)では17回使用され、「09」「13」「22」「25」「32」が揃って6回出現。前回のIセット出目は「05」「09」「10」「28」「39」「40」ボ「24」で、1等は4口も出ていた。

1個目は「09」・べ
 前回から連発。セットでも連発して7回目。頭一つ抜け出した。
2個目は「35」・青
 3回ぶり。41回も出なかった後に僅か3回で出た。セットでは初摘出だった。
3個目は「10」・黄
 12回ぶりとご無沙汰。セットでは連発して4回目。今回も「09」とコンビ。
4個目は「23」・べ
 「10」の上行く18回ぶりのご無沙汰。セットでは2回目の摘出。
5個目は「36」・緑
 6回ぶり。セットでは4回目とよく出る方だ。これで2組の連続数字になった。
6個目は「31」・黄
 同じく6回ぶり。セットでは2回目の摘出。今回は30番台で3個出た。
ボーナスは「38」・黄
 本数字3回待ち。セットでは2回出ている。

 気象条件は「中気温」「中湿度」「高気圧」の条件に。この条件に出る側で合致したのはボーナスの「38」のみ。まったく条件に合わなかったのが「09」「36」。「38」は全体的に出ており、どの条件であっても合致する。また、今回で条件に合致するようになったのは「10」「23」「31」。

 出目全般では、1桁・10・20番台で1個、30番台で3個の出目になり、このパターンは第809回以来で38回ぶり。2組の連続数字は第843回以来で4回ぶり。また、この出目に4個一致した過去出目は第746回に1回あり、この時の1等は2口出ていた。

 売り上げは前回のキャリーを受け3億4千万円増の19億円台。この結果、前回に続き1等「該当なし」になり、53回ぶりの2回連続「該当なし」になった。これで次回に向け2億9476万9911円のビックキャリーが発生した。

 キャリーが3億円近くもあれば、次回は1等1口で4億円は確実だ。ただ、そうなると売り上げはアップして、そこへ平凡出目なんかになると1等が大量に出てしまう危険性もはらんでいる。直近の4億円ゲットは昨年の正月だったから、それから1年以上も無いのだ。次回は是非、アナタだけの手で”4億円”を独り占めしようではないか!

ロト7 第49回

 キャリーオーバーしてナンボのロト7。キャリーのない通常回からでは、1等「該当なし」になるか、滅多に起こらない2等以下で「該当なし」にでもならない限り、キャリーオーバーすることはない。

 抽せんを何回繰り返しても1等が出ないようでは困ったものだが、毎回のように1等が出てしまうのもまた困りもの。適度なキャリーオーバーがあってのロト7だ。1等には当たりたいが、時には1等「該当なし」になる我慢も必要なのだ。

 現在まで1等「該当なし」になったのは24回ある。抽せんは48回行われたからちょうど半分の確率だが、「該当なし」が続いて人気が上がる時もあれば、反対にしばらくキャリーが出ず人気が低迷する時もある。

 これまで最もキャリーオーバーが続いたのは第2回~第8回までの7回だ。第6回まで続いた1等「該当なし」でキャリーは実に19億円台後半まで積み上がり、そこで3口出た1等はすべて8億円ゲットの興奮ぶり。余った賞金ファンドが再キャリーし、その次も1等「該当なし」になっていた。

 ここ最近はどうか。第43回から4回続いたキャリーは、第46回の1等8億円を経て、続く第47回に2口出て終了。前回は通常抽せんで1口出てしまった。売り上げも18億円台と低迷していたから、出来れば今回からしばらくの間、1等「該当なし」でお願いしたいのだが...

 さて、今回選択されたセット球はEセットだ。13回ぶりの使用で5回目。前回のEセット出目は「05」「06」「10」「11」「20」「28」「36」ボ「25」「37」で、「06」「11」が連発中だ。

1個目は「11」・赤
 2回ぶりで10回目の出現。なんとセットでは3連発だ。
2個目は「08」・青
 6回ぶりで11回目。セットでは2回目の摘出。
3個目は「24」・紫
 前回から連発して12回目。セットでは3回出てトップタイ。
4個目は「27」・べ
 うっ、なぜ昨日出ない?3回ぶりで9回目。セット初。
5個目は「26」・黄
 前回から連発して9回目。これもセット初摘出。
6個目は「12」・黄
 18回ぶりとご無沙汰で7回目。これまたセット初。
7個目は「17」・紫
 7回ぶりで9回目。セットでは2回目。今回は30番台が出なかったか。
ボーナス1個目は「14」・緑
 本数字2回待ち。セットでは本数字未出現だ。
ボーナス2個目は「21」・緑
 これも本数字2回待ち。セットでは1回出ている。

 出目全般では、1桁1個に10・20番台で3個ずつの出目で、30番台が出なかったのは5回ぶりとなる。連発は「24」「26」の2個、連続数字は「11」「12」と「26」「27」の2組。また、偶数4個・奇数3個の出目は3回連続している。

 売り上げの17億円台は第19回に次ぐワースト2位。この売り上げと30番台が出なかったやや変則的な出目で、1等「該当なし」になるはずだったが、残念...1等は1口出てしまいキャリーならず。1等賞金は史上4番目に低い金額に終わった。

 あ~、1等が出て残念というのも何だが、願わくば今回はキャリーしてほしかった。欲をいえば50億円ほどのキャリーが積み上がっていればと思う。そうなるには10回ぐらい「該当なし」になる我慢が必要。おいおい、先走るなよっ!でも出ちゃうんだな、これが。

TOP

ロゴ

ロゴ Copyright (C) 2025 ロト6★ロト7 当たり屋 All Rights Reserved.