ロト6 第850回

 かつてロト6の売り上げが100億円を超えた時があったのをご存じだろうか。古くからのロト6ファンなら、きっと鮮烈に記憶に残っている事と思うが、あれは今から8年前、ロト6の人気がピークだった2006年の第307回時であった。

 その前々回の通常時、1等1口のみで余りのファンドがキャリーし、その後1等「該当なし」で6億2千万円の超ビックキャリーが発生。そこへマスコミ各社が一斉に”4億円が4口の可能性も”などと宣伝したため、あれよあれよという間に売り上げていったものだった。

 2006年と言えば、年末ジャンボでさえ1等が2億円の時代であり、4億円のチャンスはまさに国内史上最高額である。同年に、ロト6を超えるくじとして誕生したサッカーくじのBIGは、図らずも第307回時から遅れること9日、9月16日が初開催だった。

 結局、104億7080万円も売り上げたものだから1等は6口も出てしまい、賞金は2億5千万円という結果だった。それでも今から考えるとスケールが桁違い。1等に配分された賞金ファンドは15億円もあったのだから。

 現在ではロト7の8億円、BIG特別回の10億円、ジャンボも7億円と、ロト6を超えるくじが目白押しだが、ロト6の魅力は、1口200円で”億”の可能性があり、当せん確率はジャンボの倍近く、しかも数字を選べる楽しさがある。よくよく考えてみれば、ロト6が一番ということになるのだが...

 さて、今回のセット球は予想では穴だったDセットが選択された。新球(第2)では16回使用され「41」が6回出現してトップ。前回のDセット出目は「08」「11」「17」「26」「33」「43」ボ「24」で、「33」が連発中。1等は2口出ていた。

1個目は「11」・紫
 8回ぶりは前回のDセット以来でセット連発した。
2個目は「02」・青
 5回ぶりの出現。セットでは3回目の摘出。
3個目は「32」・紫
 12回ぶりとご無沙汰。セットでは6回目でトップタイに。
4個目は「30」・青
 4回ぶり。セットでは5回目とよく出る。
5個目は「41」・黄
 16回ぶりともっとご無沙汰。セットでは7回目で再び単独トップに。
6個目は「38」・紺
 6回ぶり。セットでは初摘出だった。
ボーナスは「04」・紫
 前回の本数字から連発。セットでは2回出ている。

 気象条件は「中気温」「中湿度」「中気圧」の条件に。この条件に出る側で合致したのは「11」「38」「41」。反対にこの条件で出ないのが「30」。「02」は今回の出現でこの条件に完全合致した。

 出目全般では、1桁・10・40番台で1個ずつ、30番台が3個の出目。これで3回続けて20番台が出なかった。前回の本数字合計73の反動か、合計値は倍以上の154に達した。また、この出目に4個一致した過去出目は第496回に1回あり、この時の1等は2口出ていた。

 今や通常時の売り上げは16億円台が当たり前で、今回もご多分に漏れず。結果は20番台が出なかったせいか1等は「該当なし」になり、約1億4千万円がキャリーした。2等も2口どまりで賞金の6千万円台はお得であった。

 ピークの2006年では、1回の平均販売額は50億円を超えていた。それがロト7開始以降の現在は、平均で18億円弱まで落ちた。そこまで落ちたのだから、毎回のようにキャリーしても不思議ではないのだが...もしかして、当時からすると攻略法の研究も相当進んできており、以前より当てやすくなっているとか?ね。

ロト6 第849回

 ロト7の発売により、ロト6がいぶし銀のようなシブいくじになってから早1年。通常時の売り上げは16億円台が当たり前になり、キャリーしても20億円台まで行くかどうかである。

 売り上げが落ちているという事は、その分口数も減っているわけで、裏を返せば”1等が出にくくキャリーしやすい状態である”と言える。確かにこの1年は以前より1等「該当なし」になる割合が増えたが、逆にキャリーする割合は減ってしまったのだ。

 それは、ロト7開始前は売り上げが比較的高かったため、通常時に1等が1口出ても2億円どまりとなり、余りの賞金ファンドがキャリーしていたものが、現在では通常時1口だけだとしても上限に達する事はなくなってしまったからだ。

 しかも1回キャリーしたぐらいでは”4億円のチャンス”とはならず、4億円をゲットするためには2回連続して1等「該当なし」になる必要がある。まあ、以前よりは連続「該当なし」になる可能性が増えたが、それでも平均で35回は待たなければならない。次はいつ来るか?気長に待つしかなさそうだ。

 さて、前回までの興奮から一転、今回から通常時に戻ってしまったロト6。セット球は本命予想のCセットが選択された。新球(第2)では19回使用され「33」が6回出現している。前回のCセット出目は「12」「28」「32」「36」「38」「43」ボ「13」で、本数字合計値189は過去100回で2番目に大きかった。

1個目は「01」・べ
 10回ぶりとややご無沙汰。セットでは3回目の摘出。
2個目は「03」・青
 6回ぶりの出現。セットでは初摘出だった。
3個目は「15」・べ
 前回から連発。セットでも5回目とよく出る。
4個目は「04」・紺
 9回ぶり。「03」同様セット初摘出だった。
5個目は「40」・紫
 14回ぶりとご無沙汰。セットでは6回目でトップタイに。
6個目は「10」・青
 2回ぶり。セットでは4回目の摘出だった。
ボーナスは「34」・赤
 本数字4回待ち。セットでは4回出ていた。

 気象条件は、桜が開花しそうな程のポカポカ陽気の中、「中気温」「低湿度」「高気圧」の条件に。この条件に出る側で合致した数字はなく、2条件合致が「04」「10」「40」。この内今回で出やすくなったのが「10」の1個。

 出目全般では、前回のCセットが本数字合計で189もあったのに、その反動か、今回は合計73と過去100回で2番目に小さくなってしまった。1桁3個の出目は第843回以来で6回ぶり。今回は20・30番台が出なかった。また、この出目に4個一致した過去出目は第760回に1回あり、ボーナスの「34」も一致していた。この時の1等は2口出ていた。

 ビックキャリーを消化して、通常回に戻った売り上げはさっさと16億円台。皆さん潔いね~。結果、この変則出目でも1等は2口出てしまい、1口あたり6千万円台の賞金に終わった。う~ん、なんというシブい結果。

 もし今回「40」の代わりに「02」とか出ていたら?「01」~「04」の4連続数字になる。それに「10」「15」を足しても合計値は35となり、第301回の合計45を遥かに下回る大記録となったはずだが、それでも1等は出てしまうのだろうか?もしや、いぶし銀の強者が当てちゃったりしてね。

ロト7 第50回

 消費税増税前の駆け込み需要か、はたまた2度にわたる大雪が影響したのか、3連休前の五十日には大渋滞が起こり、連休に突入すれば当然のように行楽地に向かう車であふれかえった。

 おまけに、前日の悪天候から一気に快晴になった事、さらに東京渋谷で起きた首都高の火災で、長期にわたり高速が通行止めになった事も渋滞に拍車をかけた。

 おやおや、お父さん子供連れでディズニーランドか~、渋滞の中ご苦労さん!ディズニー、東京ディズニー...っても行先は千葉よ~。チバ、チバ、う~ん千葉県ね~。そうだ!今、千葉県は高額当せんフィーバーでアツいのであった!?いやホント。

 というのも、昨年の年末ジャンボの1等7億円が、同県の京葉銀行が扱う「ジャンボ宝くじ付定期預金」利用者から出たのを皮切りに、今月の10億円totoBIGでは、1等3口の内、1口は「ジョイフル本田千葉ニュータウン店」の宝くじ売り場から出た。そして前回のロト7、1等1口の2億3758万円は千葉興業銀行が販売したものだったのだ。

 個人的主観では”高額当せん”となると”西日本”というイメージが強かっただけに意外だ。まあ、ロト7は数字選択式なんだから購入場所とか関係ないし、たまたま高額当せんが同県に集中したに過ぎないが、何れのクジも1等を射止めるのに天文学的な確率なのは変わりなく、神にもすがる思いが”幸運な売り場”を意識させてしまうのであった。

 さて、50回目の節目、あと1回で丸1年になるロト7。セット球はDセットが選択された。これまで4回使用され「06」「13」「16」「24」が2回出ている。前回のDセット出目は「04」「14」「19」「22」「24」「29」「34」ボ「08」「31」で、1等は1口出ていた。

1個目は「03」・紺
 2回ぶりで11回目の出現。セットでは2回目の摘出。
2個目は「15」・緑
 4回ぶりで12回目の出現。セットでは初摘出だった。
3個目は「24」・紺
 お~3連発して13回目の出現。セットでも連発して3回目は単独トップに。
4個目は「07」・べ
 7回ぶりで10回目の出現。セットでは初摘出。
5個目は「29」・緑
 2回ぶりで13回目の出現。セットでは連発して2回目。
6個目は「08」・緑
 前回から連発して12回目の出現。セットではボ・本で連発、本数字初。
7個目は「04」・紫
 6回ぶりで12回目の出現。セットでは連発して2回目。
ボーナス1個目は「11」・紫
 前回の本数字から連発。セットでは1回出ている。
ボーナス2個目は「16」・青
 本数字8回待ち。セットでは2回出ている。

 出目全般では、前回と同じく30番台が出なかった出目。1桁4個・10番台1個・20番台2個は、第5回・第22回と同じパターンになったが、この2回では共に1等「該当なし」であった。

 3回続いたキャリー無しで、さらには3連休で行楽に出かけたか、売り上げはロト7史上最低の16億円台まで落ち込んだ。これに完全ミニロト状態の出目が記念日絡み買いで追い打ちをかける。こうなると悪い方で記録ずくめとなる。

 結果、1等は2口出て賞金の1億1299万円は史上最低額を更新。4等の7500円、5等の1300円もワースト記録を更新。6等の800円も最低と同額であった。ロト7で1等に当たって1億円チョイとはね。確率1000万分の1でこれかいっ!というものだ。

 キャリー無しが4回続くのもロト7初である。現在まで62%の確率でキャリーするのだから、次回は是非ともキャリーしてほしい。”8億円の夢”あってのロト7なんだから。

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