ロト6 第749回

 ロト6が数字選択式宝くじの頂点に立っているのも今回が最後。明日からはその座をロト7に明け渡すことになるが、新しく始まるロト7は、単にロト6の当せん賞金を大きくしただけではなく、クジの性格や払戻し方法など、ロト6とはまた違ったやり方になる。

 まず、クジの概要はロト6と比べると完全に1等重視になり、2等以下は賞金と当せん確率のバランスからするとカス同然。これはロト6が各等級への配分を概ね20%台にしているのに対して、ロト7では1等にだけ30%近くを割り当てているためだ。また、ロト6の1口200円に対してロト7では300円というのも痛い。

 そして、あまり知られてはいないのが、ロト6とロト7の払戻し方法が若干異なる事だ。ロト6では5等が固定1,000円なので100円未満の切捨て金が発生しない。ところが、ロト7には固定賞金がないので、全等級に渡って100円未満の切捨て金が発生する。特に末等の切捨て金が莫大になり、ロト6が1回に数十万円の切捨てとなるところを、ロト7だと1千万円以上(理論値)の切捨てになってしまう。

 そこで、ロト7では限りなく上限の45%を還元させるため、100円未満の切捨て金はすべて1等の賞金に上乗せされることになった。これはロト6の切捨て金がすべて収益金に回ってしまい、賞金として還元されなかった事を考えれば進歩と言える。今後はロト6においても、切捨て金を1等に上乗せする方法に切り替えても良いのではないかと思う。たとえ少額であってもね。

 さて、ロト7発売4日目で売り上げが気になるロト6。今回のセット球は本命予想のIセットが選択された。新球(第2)では8回使用され、「08」「25」「32」が4回出現している。前回のIセット出目は「14」「21」「22」「32」「33」「41」ボ「09」で、「32」が連発中だ。

1個目は「07」・青
 18回ぶりとご無沙汰。Iセットでは初摘出だった。
2個目は「11」・赤
 8回ぶり。これもセットで初摘出。
3個目は「40」・紫
 9回ぶり。セットで2回目。全回数では100回目の大台に。
4個目は「23」・べ
 2回ぶり。これもセットで初摘出だった。
5個目は「13」・紺
 7回ぶり。セットでは4回目でトップの仲間入り。
6個目は「08」・緑
 2回ぶり。セットでは5回目で単独トップ。「07」「08」と連続。
ボーナスは「25」・赤
 本数字18回待ちと出ていない。セットでは本数字でよく出る。

 気象条件は、一気に暖かくなって「中気温」「中湿度」「中気圧」の条件に。この条件に完全合致したのは「40」とボーナス「25」。最も合わなかったのが「07」だった。今回の出目は「11」を除き、高い気温でよく出る数字で占めていた。また、中気圧で他を圧倒し続けている「08」は、その差をさらに広げた。

 出目全般では、「07」が18回ぶりのご無沙汰で、過去10回中6回も出現している「08」と連続数字を成した。今回は30番台が出ず、「40」がポツンと離れて出た出目。この出目に4個一致した過去出目はなかった。

 気になる売り上げは、週2回抽せん以降で初の20億円割れ。今年の平均からは4億円以上、最近でも2億円以上の売り上げ減で、その分は発売4日目のロト7に完全に持ってかれた。これだけ売り上げが落ちれば、もしや1等「該当なし」!?が、期待も虚しく1等は1口出てしまい、結局ロト7開始までキャリーする事はなかった。

 さあ、気を改めて明日は初の『ロト7』だ。第1回の記念にと1口だけ買ってみたが、まあ1等が出ることは無いだろう。逆にのっけから出てもらっても困るが...ロト7の結果については当ブログにでご報告、乞うご期待あれ!

ロト6 第748回

 前回のレビューで、ロト6の切捨て金を差し引いた還元率は44.970%、ロト7では同44.581%まで目減りするとして、ロト7はロト6に比べて莫大な切捨て金が発生する事をお伝えした。ロト7では理論値の売り上げ約30億円に対して、各等級での100円未満の切捨て金合計がおよそ1,300万円になるとした。

 「これではおかしいぞ」と、再度みずほ銀行宝くじ部へ確認したところ、各等級における切捨て金は、最後には1等の賞金に加算されるとの事で、あくまでも還元率は賞金全額の45%が還元されるというものだった。

 ロト6では固定1,000円の5等に切捨て金が発生しないので、全体的な切捨て金は少額で収まるが、6等まであるロト7は全等級で切捨て金が発生るから金額もより大きいものとなる。でも、少額であるとはいえ、ロト6だって切捨て金を1等に加算したっていいんじゃね?と思ったりもするのだが...

 さて、今日からロト7の発売が始まり、ロト6の売り上げにどれ位の影響を与えるか気になるところ。おっと、その前に今回の立会人はセクシー弁護士の呰 真希(アザ・マキ)氏ではないか。今宵もピンヒールが尖がってるねー。そしてコールしたセット球は勿論「でぃ~~」、お~っ、いつもながら堪んねーなぁ。して、そのDセット。新球(第2)では7回使用中5回も1等「該当なし」を叩き出しているセットだ。長らく続く連続キャリー無しに今日こそ鉄槌を下してやれっ!と興奮モード。

1個目は「14」・べ
 4回ぶりの出現。セットではボ・ボ・本と3連発した。
2個目は「27」・黄
 11回ぶりとややご無沙汰。セットでは初摘出だった。
3個目は「28」・べ
 9回ぶり。セットでは2回目。「27」「28」と連続数字に。
4個目は「16」・青
 3回ぶり。セットでは2回目。「14」「16」で1つおき数字に。
5個目は「02」・青
 4回ぶり。これもセット2回目。今日は小さい数字ばかりだ。
6個目は「30」・青
 4回ぶり。3個目の青球。セットでは4回目で単独トップに。
ボーナスは「21」・べ
 本数字10回待ち。セットでは本数字で1回出ている。

 気象条件は「中気温」「中湿度」「高気圧」の条件に。今回の出目でこの条件に最も合致したのはボーナスの「21」のみ。2条件合致が「14」「16」で、最も合わなかったのが「30」だった。「14」は今回の出現で高気圧では最も出る数字になった。

 出目全般では、「31」以下のミニロト出目になったのは実に33回ぶり。また、ミニロトの範囲で見ると超バランス出目といえる。この出目に4個一致した過去出目は第516回と第673回に2回あり、1等はそれぞれ7口・2口と出ていた。

 いくら1等「該当なし」を量産するDセットであっても、この出目では期待薄。結果は案の定1等が3口も出てしまい、22回連続キャリー無しの記録更新となってしまった。もうロト6では永遠にキャリーしないんじゃねーの?と思うようになってきた。

 気になる売り上げは何とか20億円台は確保。しかし通常時で約1億円減は、その分発売初日のロト7に流れたといってよいだろう。次回の木曜はロト7発売4日目で、売り上げは今回よりさらに減少する事が見込まれる。いっその事12億円ぐらいになれば1等は出るか出ないかの瀬戸際になるんだけどね。でも、それだと1等が1口でも1億円前後の賞金になってしまい、寂しいクジに成り下がっちゃうかも知れないな。

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