ロト6 1等167口!大量当せんの謎?

1等がなんと167口も出た第230回のロト6!その大量当せんの理由とは!?

2021年2月16日更新

 忘れもしない2005年の3月17日...それまで4連発していた「36」の5連発なるか?と気を揉んでいたところ、6個目に「36」が摘出され、ロト6初の5連続出現誕生!と驚愕していた。結果、第230回の出目は

2005年3月17日 ロト6第230回
第1 第2 第3 第4 第5 第6

という、20番台は出なかったものの1桁から40番台まで連続数字にもならず極めて平凡な出目だった。

 ところが、である。間もなくしてモニターに当せん結果が表示された瞬間「はぁ?」と声を上げ目を疑ってしまったのだ。なんと1等の当せん口数が167口も!そして1等の当せん金が僅かの181万4700円となっているではないか!?...いや~、桁が違い過ぎる?何かの間違いじゃねぇの?と疑ったが、その下の2等が29口で賞金は940万5200円を見てさらに驚いた。2等の方が遥かに賞金が高いじゃねぇか!

 確かに第84回でも1等と2等の賞金逆転劇はあったがそれでも倍程度の差があったぐらい。それが今回は5.2倍もの差がついてしまったのだ。1等が2桁の数十口ならまだわかるが、それが3桁になるとはなぁ。早速ネットでは「どこかの雑誌かサイトで予想数字が的中した?」とか「出目のそれぞれの数字に関係性がある?」とかの噂が流れたが、どうやらその真相は「過去の出目結果を並べて右斜め下に数字を拾っていく選び方」で大量の当せん者が出た、ということだったのだ。次の表を見てほしい。

開催回数 本数字
第221回 08 27 30 31 36 42
第222回 04 14 15 22 29 31
第223回 07 09 19 26 30 32
第224回 12 17 18 19 30 35
第225回 09 11 21 31 35 38
第226回 08 26 36 40 42 43
第227回 06 13 17 29 32 36
第228回 05 08 17 26 36 39
第229回 08 16 21 24 27 36

 もちろん、これ以外にも違う回数から右斜め下とか、あるいは右斜め上、さらには左斜めで上下など、様々な選び方があっただろう。この内たまたま「第222回から右斜め下で数字を拾っていった」選び方が、第230回で出てしまったのだ。そうそう、売り場の窓口には過去の出目結果が表にして貼ってあるからなぁ。数字選びに悩んで見上げたら結果一覧表が目に留まった。ただ横に選ぶと同一出目になってしまうから斜めに選んだ。ということなのだろう。そしてその選び方で購入した口数が167口あったというわけだ。この6個のどれかを外し「34」を選んだ2等の方が妥当な当せん口数である。

 ああ、人生で一度あるかないかの「運」に181万円の賞金とはねぇ。これが数字選択式宝くじの怖いところだ。できることなら的中は自分一人だけの独り占めに越したことはない。そのためには上記のような既に結果が出ている表からの規則正しい選び方は避けた方がいい。ほかにも「01」「02」「03」「04」「05」「06」の6連続数字とか、その月の大安出目とか、2の倍数出目とかね。危ない危ない。