お盆でみんなが出かけたところに通常回のロト6だ。おお、1等が1口で2億円ゲットか。すると残ったミニキャリーが3,992万...ん?違う、399万円のミニミニキャリーではないか。今年3月にも422万円のミニミニキャリーがあったが、それよりさらに低いキャリーオーバーになるとはな。1等の賞金配分が倍増してからだと、歴代2位の低さとなる超ミニキャリーである。
ただ、もし前回で1等が1口だったらもっと凄いことになっていた。前回は1等が2口出て賞金は1億59万9100円だったが、仮に1等が1口だったとするとキャリーオーバーは僅か120万円となる。これは全回数においても歴代2位の低さだ。1等の賞金配分が少なくなる要因は、売り上げが低くなるのはもちろん、5等当せん口数の多さも影響する。前々回は1等が6口、前回は1等が3口と多く出て、そのたびに売り上げが減少。そこに1桁が絡むバランス出目が出ると5等が多くなるのだ。
さて、超ミニキャリーになった今回の結果を詳しく見ていこう。セット球は予想外男のキサイチ氏によって当然予想外のHセットが選択された。第4世代では51回使用され「04」「32」が13回出てダントツ、「08」「09」「28」「31」が」4回の摘出にとどまっている。前回のHセット出目は「04」「10」「14」「19」「24」「40」ボ「15」で、1等「該当なし」。同セットでは「14」が連発中。
1個目は「01」・ブルー
9回ぶりの出現。セットでは6回目の摘出。
2個目は「25」・オレンジ
13回ぶりのご無沙汰。セット8回目。
3個目は「02」・グリーン
8回ぶり。セット7回目。「01」と連続。
4個目は「41」・ピンク
2回ぶり。セット8回目。
5個目は「33」・レッド
4回ぶり。セット8回目。
6個目は「13」・ピンク
5回ぶり。セット12回目で単独2位に。今回は全桁出たワイドバランス出目になった。
ボーナスは「31」・イエロー
前回本数字から連発。セットでは4回摘出。
東北に上陸した台風の影響で風向きがいつもと違って変だ。その気象条件は「高気温」「高湿度」「低気圧」の条件に。この条件に合致したのは「01」のみ。前回と同じく「01」以外の出目は軒並み低気圧に合っていない。
出目全般では、前々回は久々の全桁出目だったが、今回も1桁で2個の全桁出現。ワイドなバランス出目になった。「01」「02」で連続1組。前回からの連発はなく「25」が13回ぶりのご無沙汰出現。この出目に4個一致した過去出目が4回あり、直近の第1571回では「01」「02」「05」「25」「40」「41」と出て1等は1口。
お盆突入で売り上げは前回比3千8百万円減の12億円台前半。第2回までの黎明期とコロナ禍でリアル店舗閉店時を除けば、実質歴代2位の低い売り上げとなった。この売り上げでは1等が1口出て2億円を放出した残りは微々たるもの。それでもキャリーはキャリー。次回は「6億円チャンス」の看板が躍るが、その謳い文句は「西から昇ったお日様が東へ沈んでも」絶対にあり得ない誇大広告なのだ。