前回はロト6史上初の”2等「該当なし」”となり、1等「該当なし」と合わせて2億5千万円近くのキャリーを発生させた。もし、前回に1等1口が出た上で2等だけが「該当なし」になっていたなら、それでもキャリーオーバーしたのだろうか?
答えは”キャリーオーバーする”である。ロト6は5等を除くどの等級であっても、当せんした口数分の賞金を支払った後に、たとえ1円でも余りが出た場合は、次回にキャリーオーバーとして扱われる。1等以外での可能性とするなら、現実的には2等~4等までで当せん者がゼロになった時だけだ。
では、各等級でキャリーする金額はいくらなのか。週2回抽せん以降、通常時の売り上げは平均で22億4千万円、5等は28万口だ。これから計算すると、1等は1億8千万、2等は1億6千万、3等は2億、4等は1億7千万である。1等より3等の方が配分が多いが、3等が「該当なし」になる事はまず有り得ない。
さて、首相はNY証券取引所で「アベノミクスは買いだ」とか言ってるらしいが、いきなりの4億円のチャンス到来で、今日は「ロト6が買いだ」と言ってほしいね。
セット球は本命のGセットが選択された。Gセットといえば、前回話題にした2等3,470口のLOST出目を出したセットであり、旧セットではあるが、第230回には1等を167口も出したりと何かとお騒がせなセットだ。
新球(第2)では13回使用され、前回のGセット出目は「04」「05」「13」「21」「33」「34」ボ「15」で、「04」が5回出現している。
1個目は「10」・緑
6回ぶりの出現。セットでは4回目の摘出。
2個目は「19」・黄
4回ぶり。セットでは3回目。
3個目は「06」・赤
18回ぶりとご無沙汰。セットでは2回目。
4個目は「04」・べ
2回ぶり。セットでは連発して6回目とトップ独走。
5個目は「28」・紫
4回ぶり。セットでは3回目。
6個目は「08」・紺
11回ぶりとややご無沙汰。セット3回目。
ボーナスは「25」・べ
前回の本数字から連発。セットでは2回出ている。
気象条件は遠のく台風の結果、抽せん時刻には「高気温」「低湿度」「低気圧」の条件に。この条件に合致したのは「10」のみ。反対に合わなかったのが「28」とボ「25」。「08」は「高湿度」「中気圧」の条件ならダントツに出る数字だった。
出目全般では、本数字合計が75で、「28」以下の完全ミニロト出目。こうなると誕生日絡みの選び方で当せん口数が一気に増えそうだ。前回は本数字全てが奇数だったが、今回は「19」を除き偶数出目。また、この出目に4個一致した過去出目はなかった。
いきなりのビックキャリーを受け、売り上げは前回比6億円以上アップの22億円台。ヨン・ロク・パー・ジュウ・イチキュッ・ニッパー!なんともまあ叩き売りで、今回は誕生日絡み買いと断定。1等7口出たほか、2等以下も当せん口数が圧倒的に増え、賞金は通常時より半減してしまった。