最高賞金が4億円から6億円に増額されたロト6は、1等の賞金配分が倍増されたおかげで、通常回上限の2億円を放出しても余った賞金がキャリーオーバーするようになった。通常回でよほど売り上げが落ち込まない限り数千万単位でミニキャリーする。ところが今回のキャリーは僅か229万円のミニキャリーというよりミニミニキャリーという額。これは第580回の105万円、第113回の191万円に次ぐ、ロト6史上3番目に低いキャリーオーバーとなった。
それでも次回は「最高賞金6億円!」の謳い文句が並ぶのだ。まあ理屈としたら最高6億円は間違いではないが、僅か数百万円のミニキャリーで次回の1等が6億円をゲットするなんて現実的には不可能。今回の229万円だと次回に5等が30万口出るとしたら最低でも33億円ぐらいの売り上げがないと達成できない。現実的にはあと2回のキャリーで完全6億円チャンスに到達する。
さて、キャリー消滅で一気に4億円超の売り上げダウンとなった今回の結果を見ていこう。セット球は本命男ミヤザキ氏による予想本命のCセットが選択された。第4世代では64回使用され「16」が15回出てトップ、「34」が3回しか出ていない。前回のCセット出目は「06」「17」「26」「28」「33」「34」ボ「20」となり、各桁均等に出たバランス出目で1等は2口。同セットでは「17」が連発中。
1個目は「35」・オレンジ
4回ぶりの出現。セットでは12回目の摘出。
2個目は「18」・パープル
2回ぶり。セット11回目。
3個目は「24」・ブルー
6回ぶり。セット11回目。
4個目は「06」・レッド
9回ぶり。セットでは連発して10回目。
5個目は「30」・グリーン
22回ぶりのご無沙汰。セット10回目。
6個目は「23」・グリーン
5回ぶり。セット6回目。「24」と連続。今回は30番台まで各桁均等に出たバランス出目になった。
ボーナスは「38」・ブルー
本数字8回待ち。セットでは14回摘出。
気象条件は「高気温」「中湿度」「中気圧」の条件に。この条件に合致したのは「06」「18」ボーナス「38」。今回出ての合致はなかった。この中気圧で合わなかった「35」だが、高気圧では圧倒的に出る数字になっている。
出目全般では、1桁10番台で1個ずつ20・30番台で2個ずつのバランス出目。前回Cセット出目と同じパターンになった。「23」「24」で連続1組。前回からの連発はなく「30」が22回ぶりのご無沙汰出現。この出目に4個一致した過去出目が2回あり、直近の第1988回では「06」「20」「23」「24」「33」「35」と出て1等は1口。
前回の6億円チャンスに1等が2口出てキャリー消化。売り上げは前回比4億1千6百万円減の12億円台後半まで一気に落ちた。今回は30番台まで各桁均等に出たバランス出目。この結果1等は1口出て2億円ゲット!残った229万785円がミニミニキャリーした。ちなみに前回の1等2口は、群馬県高崎市の「高崎モントレーチャンスセンター」と千葉県の「宝くじ公式サイト」から出たのだった。