ロト6

抽選結果

ロト6

レビュー

 宝くじを管轄する総務省が、今は「ナンバーズ」や「ロト」に限られているインターネット販売を、10月から「ジャンボ」などの宝くじも対象とし、ほぼ全種類をネットで購入できるようにすると発表した。狙いは宝くじの売り上げ減少に歯止めをかけるのが目的で、もちろんスマホからの購入も可能とし、若い世代の購入者を増やしたい構えだ。

 ふ〜ん、なんか焦ってんだなぁ。なにも宝くじの売り上げが減少したからって、本来なら省庁が困るもんじゃなかろうに。そもそも人口が減少傾向にある中で「増やす」ってのにムリがある。それに昔と比べてお金に対する価値観が全然違ってきてるし、今の若いモンに「一攫千金の夢」なんて言ってもなぁ。高度成長時代を知ってるオヤジからすると「なんで?」と思うんだが...

 さて、そのオヤジには「億の夢」それはロト6で叶えるのよ〜。今回のセット球は予想本命のHセットが選択された。新球(第2)では52回使用され「02」が13回出てトップ、「17」が1回も出ていない。前回のHセット出目は「01」「03」「11」「26」「38」「39」ボ「34」で、同セットでは「38」が連発中。1等は2口出ていた。

1個目は「36」・青
 前回から連発。セットでは8回目の摘出。
2個目は「17」・べ
 3回ぶり。やっと出たか、セット初摘出だ。
3個目は「07」・紺
 6回ぶり。セットでは6回目。
4個目は「04」・黄
 前回から連発。セット9回目。
5個目は「18」・黄
 3回ぶり。セット8回目。「17」と連続。
6個目は「26」・赤
 11回ぶりは同セットからの連発でセット6回目。う〜ん、なんともバランスよく出たなぁ。
ボーナスは「35」・紺
 本数字10回待ち。セットでは7回摘出。

 気象条件は「低気温」「高湿度」「低気圧」の条件に。この条件に合致した出目はなく、2条件合致でも「26」「36」が合ってたぐらい。ほかの「04」「07」「17」「18」に至っては1つの条件にも合致してなかった。これは今回の出目の大半が、新球(第2)になってから出にくい数字であったということでもある。

 出目全般では、「17」「18」で連続数字になったものの、ここ最近では最もバランスよく映る出目となった。「04」「36」が連発した一方で「26」が11回ぶりのご無沙汰。また、この出目に4個一致した過去出目が、第213回・第608回・第863回と3回あり、いずれも1等が1口以上出ていた。

 6億円チャンスだった前回からキャリー消化で一転してしまった今回。売り上げは前回比4億4千万円減の14億円台半ばまで落ちた。これだけ売り上げが落ちたってこのバランス出目じゃあなぁ。結果1等は3口も出て賞金は7848万7100円。1等が1億円割れしたのは昨年10月以来である。やっぱバランス出目を選んじゃいけないね。

 宝くじ販売に躍起になっている総務省。まあ、良く言や「公共事業等に使われ...」なんて理屈になるし、悪く言や「天下り先への配慮...」ってことだな。販売規模が大きくなれば、それに伴う手数料だって大きくなるわけだし。いやいや総務省だけじゃないって、他の省庁だって「本来なら刑法で禁止されてる賭博」をやりたくてしょうがないんだなぁ、これが。