気象条件データについて

 

 気象条件別データの活用

 ロト6の抽せんでは、「電動攪拌式遠心力型抽せん機」(通称:夢ロトくん)と呼ばれる複雑な機械を使用しています。

 その構造は複雑で、43個の軽量なプラスチック製ボールを、遠心力を利用して1個ずつ摘出する方法を採っています。

 軽量なボール(高密度ポリスチレン製)は、遠心力によって、アクリル製のパレットの中でボール同士の摩擦を繰り返し、また、パレットとも摩擦を繰り返しながら回転していきます。

 そこでは、摩擦熱によるごく僅かな膨張や、摩擦によって引き起こる静電気の発生が絶えず繰り返されています。

 この現象には、外気温や施設内の湿度、さらにはパレット内の気圧が少なからず関係していると思われます。

 気象条件別データでは、「気温」「湿度」「気圧」の3種類の気象条件に分けてデータを提示します。

 

 3分割データ

 気象条件別でのグループ分けは、「気温」「湿度」「気圧」についてそれぞれを3分割としています。

 3分割した境界点は、年間を通して概ね3分の1になるような分け方をしています。

 今後、抽せん回数が増えるに従って約3分の1の前提条件が崩れるようであれば、その都度分割の見直しを行います。

 

 気象条件変化の影響

 抽せんに使用されるセット球のボールは、直径50mmの高密度ポリスチレン製で中身は空洞のボールです。

 ボール1個の重量は14.09グラムで、卓球のボールが40mmなのでそれよりも1回り大きく、またテニスボールの重さが約57グラムですので、約4分の1程度の重さになります。

 ボールは軽いほど空気の様々な特性値の影響を受けやすいことはよく知られています。ボールの動圧は空気の密度に比例します。密度は大気の温度や圧力の影響を受けます。 密閉された屋内で抽せんされるとしても、これらの空気の変化を抽せん機内では受けていると考えられます。

 抽せん球の重量誤差はプラス・マイナスで1%の許容範囲があります。つまり、13.95グラム~14.23グラムまでのボールが混在していることになります。 その差は0.28グラムです。この差の中で気象条件が変化したときの挙動を数値化することが狙いです。

 

 セット球との関連性

 気象条件データは物理的な見地からデータを追求していますので、セット球との関係も重要です。

 気象条件データでは、新球(第138回)~最新回のデータを扱います。

 

 気象条件データの計測地点・計測時間

 計測地点は、抽せん会場のある都市(東京ドリーム館は東京都、大阪ドリーム館は大阪府)の気象台における観測データに基づきます。
 計測時間は、抽せん時刻に最も近い19時のデータを採っています。

 これらの計測データは、気象庁の気象統計情報から引用しています。